2015年4月6日月曜日

Xperia rayをWebサーバ化してみる

家に眠る使わなくなったAndroid端末で遊びたい!…と思い立って、Xperia rayのWebサーバ化に挑戦してみた。
前例は結構あるので、この辺の検索ワードで検索すると結構参考になるサイトが引っかかる。

今回は、KSWEBというAndroidアプリを使用して、WordPressをセットアップするところまで確認した。
KSWEBは5日間無料、それ以上使用する場合は有料。

確認環境は以下の通り。
  • Xperia ray(SO-03C)
    Bootloader Unlock済、カスタムROM(LegacyXperia 20150310・Android 4.4.4)導入済
  • microSDHC(32GB Class4)

実際にやってみた作業は、他サイトでも詳細に解説されている内容をなぞっていっただけ。
主に、下記のサイトを参考にさせていただきました。

やったこと
  • Google Playストアより、KSWEBをインストール
  • phpMyAdminから、Wordpress用のデータベースを作成
  • WordPress公式サイトより、WordPress本体をXperia rayにダウンロード
  • ダウンロードしたWordPress本体を、Xperia ray上で解凍
  • KSWEB上から、lighttpdのWWW公開ディレクトリ設定を、解凍したWordPress本体のあるパスに変更する
  • WordPress側で各種設定を実行する

手順に従ってやれば、意外とあっさりAndroid端末上でWordPressが稼働する。
ルータのポートマッピング設定をしてやれば、外部からもアクセスできる。


ちなみに、自分の場合、何故かポート80にアクセスしてもポート8080にリダイレクトされてしまう現象に見舞われて、軽くハマった。
"http://192.168.0.xx"にアクセスしても、"http://192.168.0.xx:8080"に飛ばされてしまう、という具合。

これに関しては、WordPressの設定を見直すことで解決した。

WordPress側、一般設定の「WordPress アドレス(URL)」項、「サイトアドレス(URL)」 項が、以下のようになっていたのが原因だった。

上記2項目で指定されるアドレスに、ポート番号まで指定されてしまっていた。
末尾の":8080"を削除したら、すっきり解決。


ちなみに、実用性については…今のところ微妙。
試しに外部の回線からアクセスしてみたけれど、ページが表示されるまでのレスポンスが遅い。
サーバーにしているXperia ray自身からlocalhostを表示させるとそこそこ高速に表示されたので、何かがボトルネックになっている模様。WiFi?

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