(2019.10.12 17:19 一部誤記修正)
- 注意事項
- 本記事に記載の内容は2019年10月時点で、以下の端末を用いて当方の環境で実際に操作して確認を行った内容です。
- Xperia XZ2 Compact (SO-05K, Android 9.0)
- AQUOS sense (SH-01K, Android 8.0)
- Galaxy S8 (SC-02J, Android 9.0)
- 今後のAndroid OSのバージョンアップ、及び仕様変更等により、本記事に記載の内容が実行できない/実行結果が期待通りのものにならない場合があります。
- 一部、PCの利用を前提とした項目があります。
- 本記事の内容を実行する際は、くれぐれも自己責任でお願いします。万が一本記事の内容を実行したことにより端末に不具合が生じた場合でも、当方は責任を負いかねます。
AQUOS sense(SH-01K)を例に挙げて、初期設定から不要アプリ削除までの流れを解説。
★【Step.1】端末の初期設定
今回は、SIMカードを挿入せずに端末を起動し、初期設定は一旦スキップする。
SIMカードを挿入せず、Wi-Fi設定を省略することで、不要なアプリが勝手にアップデートされてしまう事態を防ぐことができる。
ドコモアプリのセットアップもすべて省略する。
★【Step.2】ホーム画面からアクセスできる不要アプリのアンインストール・無効化
初期設定が完了したら、引き続き不要アプリを削除していく。
ここでは、docomo LIVE UXがホームアプリとして設定されている状態で進めていく。
ホーム画面からアンインストール可能な不要アプリをアンインストールしていく。
アンインストールできない不要アプリについては、無効化する。
無効化することで、自動アップデートの対象にもならなくなる。
★【Step.1】端末の初期設定
今回は、SIMカードを挿入せずに端末を起動し、初期設定は一旦スキップする。
SIMカードを挿入せず、Wi-Fi設定を省略することで、不要なアプリが勝手にアップデートされてしまう事態を防ぐことができる。
ドコモアプリのセットアップもすべて省略する。
★【Step.2】ホーム画面からアクセスできる不要アプリのアンインストール・無効化
初期設定が完了したら、引き続き不要アプリを削除していく。
ここでは、docomo LIVE UXがホームアプリとして設定されている状態で進めていく。
ホーム画面からアンインストール可能な不要アプリをアンインストールしていく。
アンインストールできない不要アプリについては、無効化する。
無効化することで、自動アップデートの対象にもならなくなる。
★【Step.3】ホーム画面に表示されない不要アプリのアンインストール・無効化
ホーム画面に表示されないアプリについては、設定アプリから無効化していく。
メーカーによってメニュー構成は異なるが、SH-01Kの場合は「アプリと通知」→「アプリ情報」からアクセス可能。
アプリ一覧が表示されるので、不要なアプリを探し出して、アンインストール/無効化していく。
この段階で、アプリの削除・無効化を行って残ったアプリ一覧例は以下の通り。
今回の例では、以下の方針でアプリの整理を行った。
・ローソンアプリ、マクドナルドアプリ、Facebook関連アプリはアンインストール
・ドコモ関連アプリについては、主観で使用しないアプリをアンインストールor無効化
・おサイフケータイ関連アプリ、及びメーカー独自アプリは概ね残す
補足:上図で無効化・削除せずに残しているドコモアプリについて
・有用性が高いため残しているもの
・災害用キット
・プリインストールアプリで代替アプリがないため残しているもの
・ドコモ電話帳
・電話
・残しているドコモアプリの動作に影響が出る可能性があるため残しているもの
・DOCOMO Initialization
・設定アプリからは無効化できないもの
・dマーケット
・docomo Application Manager ・docomo LIVE UX
メーカーによってメニュー構成は異なるが、SH-01Kの場合は「アプリと通知」→「アプリ情報」からアクセス可能。
アプリ一覧が表示されるので、不要なアプリを探し出して、アンインストール/無効化していく。
この段階で、アプリの削除・無効化を行って残ったアプリ一覧例は以下の通り。
今回の例では、以下の方針でアプリの整理を行った。
・ローソンアプリ、マクドナルドアプリ、Facebook関連アプリはアンインストール
・ドコモ関連アプリについては、主観で使用しないアプリをアンインストールor無効化
・おサイフケータイ関連アプリ、及びメーカー独自アプリは概ね残す
補足:上図で無効化・削除せずに残しているドコモアプリについて
・有用性が高いため残しているもの
・災害用キット
・プリインストールアプリで代替アプリがないため残しているもの
・ドコモ電話帳
・電話
・残しているドコモアプリの動作に影響が出る可能性があるため残しているもの
・DOCOMO Initialization
・設定アプリからは無効化できないもの
・dマーケット
・docomo Application Manager ・docomo LIVE UX
★【Step.4】端末単体で無効化できない不要アプリの無効化
設定から無効化できないアプリについては、PCを利用して無効化する。
【事前準備】
【USBデバッグを有効にする方法(通常)】
【おまけ:無効化するアプリの判断基準】
以下はあくまで主観なので、参考程度に。
冒頭にも書いたとおり、下記を鵜呑みにしてトラブルが発生した場合でも責任は取れませんのであしからず。
設定から無効化できないアプリについては、PCを利用して無効化する。
【事前準備】
- 無効化したいアプリのパッケージ名を調べる。
設定アプリからは確認できないので、「(無効化したいアプリの名前) パッケージ名」で検索するか、パッケージ名が調べられるアプリをインストールして確認する。
例:Aplin ポスト無効化マネージャー - PC側でADBコマンドを使えるようにしておく。
ここでは詳細手順の記述省略。「Android ADB」などで検索すること。 - 端末側で、「USBデバッグ」の機能を有効にする。
下記「USBデバッグを有効にする方法(通常)」、または「USBデバッグを有効にする方法(ドコモスマートフォン限定)」に記載の手順を参考に行う。
- 設定アプリから「システム」→「端末情報」の順に表示し、「ビルド番号」の項目を7回タップする。
- 「これでデベロッパーになりました」の表示が出たのを確認したら、一つ前の画面に戻ると「開発者向けオプション」の項目が表示される。
- 「開発者向けオプション」の中の「USBデバッグ」をONにする。
【USBデバッグを有効にする方法(ドコモスマートフォン限定)】
- 設定アプリから「ドコモのサービス/クラウド」→「USBデバッグ切替」の順に表示する。
- 「USBデバッグ切替」のチェックボックスをONにする。
【端末-PC間接続確認】
- PC側で、コマンドプロンプトを起動する。
- PCと端末をUSBケーブルで接続する。
- 端末の画面ロックを解除した状態で、コマンドプロンプト画面から以下のコマンドを入力する。
→ adb devices - 端末側に「USBデバッグを許可しますか?」の確認メッセージが表示されるので、OKを選択する。
- 4.実行後、もう一度adb devicesコマンドを実行して、接続状態を確認する。
図に示すように「device」の表示になっていれば問題なし。
「unauthorized」表示や、そもそも端末が認識されていない場合は、端末のUSBデバッグが有効になっていることを確認した上で手順2.あたりからやり直す。
【アプリの無効化】
- 端末-PC間の接続確認が済んだ状態で、コマンドプロンプトから下記ADBコマンドを実行する。
→ adb shell pm disable-user --user 0 [パッケージ名] - 「Package [パッケージ名] new state: disabled-user」という表示が出たら成功。
図では例として「ドコモ位置情報」を無効化している。
以下はあくまで主観なので、参考程度に。
冒頭にも書いたとおり、下記を鵜呑みにしてトラブルが発生した場合でも責任は取れませんのであしからず。
- 個人的によく無効化しているもの
- 端末単体で無効化できるもの
- アプリクラッシュレポート
- おすすめ使い方ヒント
- 通知領域などに表示されるが、スマホ慣れしていると「余計な表示が出てきて邪魔」と感じるためアプリ無効化。
表示を無効にするだけなら設定アプリから「ドコモのサービス/クラウド」→「おすすめ使い方ヒント」を選択すれば設定できる。 - しゃべってコンシェル(端末発売時期によっては"my daiz")
- 使用しないのと、画面上をキャラが動き回るのが邪魔に感じるので無効化。
- スケジュール&メモ
- スケジュール/メモ・トルカ同期
- スグ電
- 使用しないので無効化。
- デコメ絵文字マネージャー
- ドコモメールを使用しない場合、無効化しても差し支えない。
- ドコモクラウド設定
- ドコモのクラウドサービスを使ってないので無効化。
- ドコモデータコピー
- ドコモ音声入力
- ドコモ文字編集
- 使用しないので無効化。
- dメニュー
- ブラウザにdメニューのブックマークが登録されていれば不要。
- docomo LIVE UX バックアップ
- docomo LIVE UX(ドコモ端末共通ホームアプリ)を使用しない場合、無効化しても差し支えない。
- iコンシェル
- iコンシェルコンテンツ
- iコンシェルを契約・使用していなければ無効化しても差し支えない。
- ADBコマンドから無効化するもの
- ドコモ位置情報
- ドコモ位置情報(Sub)
- オートGPS
- ドコモの位置情報系サービスを利用しない(または利用するつもりがない)場合、上記3つは無効化しても支障はないと思われる。
特に「ドコモ位置情報」については全く使っていなくてもバックグラウンドに常駐し、通知を表示してくることがある(一応、ドコモ位置情報アプリで設定してやれば非表示にできる)。 - docomo LIVE UX
- ドコモ端末共通UIのホームアプリ。
ホームアプリをdocomo LIVE UXから変更しており、かつ「マイマガジン」などのアプリを使用せず邪魔に感じる場合は無効化するとスッキリする。 - 端末の使用条件によっては無効化できるもの
- 端末単体で無効化できるもの
- ドコモメール
- MVNOを契約して端末を使用する場合やドコモ以外のキャリアのSIMを挿して端末を使用する場合は無効化してもOK。
- ドコモを利用中の場合でも、メールのマルチデバイス利用設定を行い一般のメールアプリからメール送受信を行う場合は無効化できる。
この場合、メッセージR/Sは受信できないので留意する。 - DcmlpPushAggregator
- DcmWapPushHelper
- DOCOMO Initialization
- MVNOを契約して端末を利用する場合、またはドコモ以外のキャリアのSIMを挿して端末を利用する場合は無効化しても(おそらく)問題ない。
- ドコモと契約した回線で端末を利用する場合、念の為無効化は避ける。
- ADBコマンドから無効化するもの
- dマーケット
- dアカウント設定
- docomo Application Manager
- docomo Authenticator
- MVNOを契約して端末を利用する場合、またはドコモ以外のキャリアのSIMを挿して端末を利用する場合は無効化しても(おそらく)問題ない。
- ドコモと契約した回線で端末を利用する場合、念の為無効化は避ける。
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